5億円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた音楽プロデューサー小室哲哉被告
(50)の第3回公判が23日、大阪地裁で始まった。小室被告は初めての被告人質問で
「放漫な生活がすべてを変えてしまった」と述べ、謝罪した。この日、検察側の論告求刑と
弁護側の最終弁論を経て結審する予定だ。
小室被告側は起訴事実を争わず、3月の前回公判では、被告の楽曲を販売してきた
「エイベックス・グループ・ホールディングス」(東京)の松浦勝人(まさと)社長(44)の
支援で被害額を含め6億円余りを投資家側に支払ったことを明らかにした。裁判所が量刑を
どう判断するかが焦点となる。
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