カリフォルニア州の自宅で死亡しているのが見つかった。ロサンゼルス郡の
捜査当局が28日に明らかにした。
捜査当局によると、伊良部さんは27日午後4時20分ごろ、自宅で遺体で
発見され、殺人課による捜査と検視の結果、自殺と断定された。
伊良部さんは42歳だった。日本での活躍を経て1997年に大リーグの
サンディエゴ・パドレスが契約交渉権を獲得したが、伊良部さんは同球団
入りを拒んでヤンキースへの入団を希望した。
大リーグのウェブサイトによれば、この出来事がきっかけとなって、
フリーエージェント権を持たない日本人選手の大リーグ入りを実現する
制度が確立された。
ヤンキースでは3年間活躍したが、オーナーのジョージ・スタインブレナー氏と
口論になって罵倒されるなどの騒ぎもあった。
その後モントリオール・エクスポズとテキサス・レンジャーズを経て2002年に
大リーグを引退。6年間の通算で34勝35敗、防御率5.15、奪三振405の
成績を残した。
引退後は日本の球界に投手として復帰し、カリフォルニア州の独立リーグ
にも所属していた。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/30003512.html