2007年08月28日

ゲイ、名前で悩んだ少年時代

予想外のブッチ切り優勝だった。
「パウエルが飛び出したので、対応しなくてはならなかった。でも『冷静に集中して』という
母の声を思い出した」。ゲイの笑顔が弾けた。
しかし、その圧倒的なスピード同様、名前のインパクトも抜群だ。ゲイのスペリングはGay。
もともとは「陽気な」「豪華な」といった意味だが、当然のことながら同性愛者という意の方が
有名である。もっともゲイには6歳の娘もおり、そっちの気はないようだ。
この姓は米国の特定のエリアに多いというものではなく、欧米圏でも非常に珍しいという。
米国にマービン・ゲイという伝説的な黒人ソウル歌手がいた。そのゲイも本名のGay嫌がり、
後からeを付けGayeにしたとも言われている。当然のことながら「彼は小さいころは
からかわれたり、いじめたりしたようだね」と米国の陸上関係者が明かした。とはいえ
全米王者、そして世界王者になった今「からかう人がいるわけがない」と同関係者は断言。
これで世界中のゲイさんを救ったと言えるかもしれない。
ゲイにはもうひとつあまり口外できない苦労があった。「実は長年指導を受けてきた恩師
ブラウマン氏が、横領罪で収監中なのだ。ゲイはそのブラウマン氏から今大会中も電話で
アドバイスを受けてきたことをレース後に明かした。最後の最後で「みなさんが大会中、
コーチの話を聞かなかったことでレースに集中できました。ありがとうございました」と
感謝の意を述べた。
こうした紳士的な態度が好感を持たれ、メディア間の評価は高い。これまでは収入面でも
世界記録保持者のパウエルよりも格下扱いだった。しかし、世界選手権金メダルに加え
好感度もさらにアップ。2008年北京五輪に向けスポンサーからのオファーが殺到するのは
確実視されている。
ゲイに世界が注目している。

(東京スポーツ 8月28日(火)販売号より)



posted by ココナツ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 男性スポーツ選手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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