2008年02月12日

【コラム/産経新聞】倖田來未の「羊水」発言 「無知なほうがかわいい」なんて思うのは若さの甘え

ニッポン放送の「オールナイトニッポン」−。高校時代によく聞いたなあ。

私が聞いていた三十数年前の深夜放送は、ある種の「解放区(アジール)」であった。
「昼間の常識なんてくそ食らえ、大人の常識になんてイヌにでも食わせてやれ」という
気構えが、送り手にも受け手にもあった。
だからこそ、送り手の側は、政治的過ぎたり、人を傷つけたりする発言には、ずいぶん
慎重になっていたように思う。その「オールナイトニッポン」で、「35歳をまわるとお母さんの羊水が腐る」という
トンデモ発言が流された。激しいバッシングを受けた彼女は、あわてて公式ブログで
謝罪したうえ、しばらく謹慎するという事態に。

驚いたことに、この放送、生ではなく録音であった。無防備な彼女の発言を、現場が
何のチェックもせずにスルーしてしまったわけだ。世はブログ時代。私的なブログを
書くような歌姫のおしゃべりをそのまま垂れ流せば、聴取者は喜ぶという思い込みが、
現場のチェック機能を麻痺(まひ)させたのだろう。

それはそれとして、謹慎している彼女は、果たして気付いているのだろうか。
こんな事態となった根本原因が「無知」にあったということに。

いまの日本、テレビのバラエティー番組を筆頭に、「無知」に起因するマヌケな発言が
「面白い」と評価される奇妙な時代になっている。彼女も「無知」ゆえの発言を
面白がられこそすれ、批判されたことはなかったのではないか。

はっきり言おう。
「無知」は恥ずべきことで、ときにそれが原因で他者をひどく傷つけることがある。
「無知なほうがかわいい」なんて思うのは若さの甘え。がんばってね來未さん。(桑原聡)


ソース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080211/tnr0802110842000-n1.htm



posted by ココナツ at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性タレント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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